2012年5月13日日曜日

バイクを操る体力と怪我


 スーパースポーツバイクでのスポーツ走行やモトクロスでのライディングは、見た目よりも体力を消耗します。特にモトクロスは直線でもギャップがあったりとライディングの姿勢も立ち姿勢やシートへの座り姿勢、ジャンプの着地での脚の踏ん張りとオンロードの走行よりも体力が必要でした。
そのためモトクロスをしている時は、毎日ランニングを40分から50分していました。毎日ランニングをしていましたが、ギャップで暴れるモトクロッサーを押さえ込むのに十分な体力はつきませんでした。
 自分の体力の限界以上のライディングは怪我のもとになると思います。レースで怪我をしてしまうのは自分の体力の限界以上のライディングや精神的に熱くなりすぎて自分のライディングテクニック以上の走りをした時だと思います。
とは言ってもレースとなると他のバイクと接触し転倒する場合もあります。
 山口の周東のレースに参加した時にスタート直後、10秒もしないうちに他のバイクと接触し転倒、骨盤骨折をしました。
一月ほど歩けなかったので体力が落ちていましたが、次の周東でのレースに出場し好スタートをして6位に入賞することが出来ました。
僕はスタートは得意なほうで、ポイントを取った時はいつもスタートが良い時で、スタートで失敗するとポイントは取れませんでした。スタートで逃げ切れればポイント圏内でしたが、追い越しは苦手で、かっこよく前のバイクをバンバン抜いていくタイプではありませんでした。
 その後何度かレースに出場しましたが、年齢的に体力の限界を感じ始め、大怪我をする前に辞めたほうが良いと判断し、次の年にモトクロスは辞めました。